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2006/07/09
I・O DATA WN-G54 CPU熱暴走 放熱対策
既に 2004年7月28日で 生産終了となった無線LANルータ(WN-G54)ですが、今まで特に問題なく使用してきました。
が、ここ数日、暑い日に無線LAN ルーターが、熱暴走と思われる症状を起こして瞬断したり停止します。
この症状は、有線、無線を問わずに発生します。
熱が原因ならば、CPUの廃熱をすれば良い訳で、早速分解して状態を調べてみます。
分解して、CPUを触ってみると予想通りかなりの高温になっていました。
分解の手順ですが、本体両側面にある白色のプラスチックカバーの下部に小さめのマイナスドライバを差込み、少しこじると簡単にカバーがはずせます。
再組み立て時の放熱効果を考えて、最初から両面のカバーをはずしておきます。
白色のプラスチックカバーを取り外したところです。
本体を分解するには、裏面の白色カバーを取り外す必要があります。
裏面の白色カバーを取り外すと、4本のネジが見えますので、これを緩めると簡単に中の基盤とご対面です。
尚、このときにアンテナのケーブルを切断しないように注意してください。
中を開けて驚いたのですが、高周波部分は、mini PCI を使用して 汎用の無線LAN Card が取り付けられていました。
尚、CPU放熱Finを取り付けた後は、白色のプラスチックカバーは取り付けずに 左写真の状態で運用します。
本体そのものが破損しても、無線LAN Card はそのまま流用使用できそうです。
ただ、アンテナケーブルは半田付けされており、2.2GHz帯の高周波が流れる部分ですので、高周波系回路に不慣れな方は流用に失敗するかもしれません。
尚、使用されている TypeIIIB mini PCI Card は Global Sun Technology Inc. の Model Name GL2454MP-0A (Chip:Atheros)でした。
Driver は Atheros で検索をかけて入手する事ができます。
CPU は mini PCI Card のすぐ横に取り付けられていました。
NEC VR4131(uPD30131)で、システム・クロック 18.432MHzの 64ビットRISCマイクロプロセッサです。
VR専用リナックスは モンタビスタ社 で取り扱っていますが、WindowsCEでも動作するようです。
CPUには元々放熱Finが取り付けられていませんし、今後は筐体を半分開けた状態で運用する予定ですので、CPU放熱Finはそれほど大きな物を取り付けません。
ジャンクボックスに転がっていた手持ちの放熱Finを使用する事にします。
大きさが微妙に違っているのもご愛敬です。
Memory は SST社 の 39VF800A 90-4C-EK が 2個使用されています。(90ns 8Mbit CMOS MULTI-PURPOSE FLASH )
まだ、CPU放熱Finの効果は不明ですが、今のところ順調に動作しています。とはいえ、稼動中のCPU放熱Finは手で触れないくらいに熱くなっていますので、再度、熱暴走を起こすようであれば更に大きな放熱Finに取り替える必要があります。
2006/07/22 追記
放熱板の効果は非常に大きく、瞬断や暴走は一切なくなりました。
使用した CPU放熱Fin がやや小さく、稼動中のCPU放熱Finが手で触れないくらいに熱くなっていましたので、少し大型のCPU放熱Finに交換しました。
破損したMother Board から取り外した 電源用CMOS FET 放熱用Fin ですが、放熱効果はかなり大きく、手で触っていてもほんのり熱い程度になっています。
これからの本格的な夏場を迎えるにあたって、安定した稼動が見込めそうです。
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