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2006/10/30
RocketRAID 2300 による RAID 5 構築
通販で注文していた HighPoint RocketRaid 2300 が到着しました。早速、Asus M2N-E に組み込みます。
Asus M2N-E には 1レーン と 4レーン の PCI-Exp Slot がありますが、4レーン の PCI-Exp Slot にHighPoint RocketRaid 2300 を挿入すると、 Video Card (ELSA GLADIAC 544TC 64MB (PCIExp 64MB NVIDIA GeForce 6200 with TurboCache))の BIOS と衝突し、 Video Card が立ち上がりません。
Asus M2N-E の 4レーン PCI-Exp Slot に挿入するには、Video Card の交換が必須となります。 やや不安定ながらも、PCI Slot に Matrox Millennium G200 を接続すると、4レーン PCI-Exp Slot に HighPoint RocketRaid 2300 を挿入し、 OSを Install しても立ち上がります。
2006/11/14 追記
Mother Board の BIOS を Update したせいか、Asus M2N-E の4レーン PCI-Exp Slot にHighPoint RocketRaid 2300 を挿入しても、Video Card (ELSA GLADIAC 544TC 64MB (PCIExp 64MB NVIDIA GeForce 6200 with TurboCache))と干渉せず立ち上がるようになりました。
さて RocketRAID 2300 は シンプルな構成の PCI-Exp 1レーン SATA II RAID 5 対応 Card です。
一番大きな Chip は Marvell 88SX7042 で 4 Ports SATA II Host Adapter です。
この Chip 単体で、 4 Ports の SATA II HDD を PCI-Exp に接続することができます。(PCIe 外付けSATA II Host Adapter としての使用例)
RAID 5 に必要な XOR 演算 Chip は 裏面に実装されている HPT601LJ です。
この Chip は ホットスワップアプリケーションのサポート も行っています。
元々 HPT601 は ATA ホットスワップコントローラ として開発された Chip ですが、HPT601LJ はこれに加えてXOR処理やキャッシュ処理も行っているようです。
(拡大)
RAID 5 の構築は、左図の RocketRaid 2300 の BIOS 画面が立ち上がったら、すかさず <Control> + H を押し、 BIOS 画面に入ります。
設定操作は、他社のRAID Card と比較しても簡単な部類に入ると思います。
最初の作業は HDD を Initialize することです。
(拡大)
HDD を Initialize するには BIOS の メニュー から 右端の Initialize を選択し、Legacy もしくは New と表示されている HDD を選択して Enter Key を押し、 Initialized します。
(拡大 )
次にRAID 5 を構築します。
BIOS の メニュー から 左端の Create => RAID 5 を選択します。
(拡大 )
RAID 5 に使用する HDD を選択します。
カーソルで 選択する HDD を 赤色の反転させ、 Enter Key を押すと、選択した順に HDD の先頭行に (1)、(2)、(3) が表示されます。
(拡大)
全ての HDD の選択が終了すると、Start Creation を選択し、RAID 5 array の初期化を行います。
3Ware 9500S-8 では、RAID Card にXOR 演算用CPU が搭載されているため、3Ware 9500S-8 の BIOS から 直接 RAID 5 を Initialize できますが、RocketRaid 2300 は、RAID Card だけでは RAID 5 array を Initialize できません。
次に、BIOS の メニュー から Settings を選択し、Boot する HDD を選択します。
このBIOS の メニュー項目の中には、Staggerd Spin up という項目がありますが、使用するHDD が3個程度でしたら Disabled を 選択してください。
電源に余裕がない場合や、8個以上のHDD を使用する場合には、 同時に HDD を回転させず、一定の時間差を置いて順番に回転させるために Enabled を選択してください。
(拡大)
ここでは、Boot Disk に RAID 5 array を選択します。正常に RAID 5 array が構築されていれば、 RAID 5 array しか表示されません。
(拡大)
Boot Disk が RAID 5 array になりました。
(拡大)
これで RocketRaid 2300 のRAID 5 設定が完了です。
保存 => 終了 し RocketRaid 2300 の BIOS を抜け出します。
(拡大)
RAID Manegement Software も比較的充実しており、3Ware の 3DM2 と比較してもそれほど遜色は無いように思います。
左図を拡大すると分かりますが、250GB x 3個 による RAID 5 構築に 約2時間半 を要します。しかし、3Ware 9500S-8 に比較すると かなり高速にRAID 5 の構築ができます。
尚、Silicon Image SiI 3114 の RAID 5 構築は、250GB x 3個 の場合、約 9 時間を要します。ふう・・・
HDBENCHを走らせみます。
(私は Bench Marker ではないので、特に必要を感じた場合以外は、HDBENCH だけを掲載します。)
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name Asus M2N-E
Processor 2210.18MHz[AuthenticAMD family F model F step 2]
VideoCard NVIDIA GeForce 6200 TurboCache(TM)
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 1046,948 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4
Date 2006/10/22 12:55
標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
プライマリ IDE チャネル
HL-DT-ST DVDRAM GSA-H10N
NVIDIA nForce 590/570/550 Serial ATA Controller
RocketRAID 2300 SATA Controller
HPT DISK 0_0 4.00
Maxtor DiamondMax 10 6V250F 250GB x 3
RAID & OS
(2K:Windows2000)ALL Integer Float Memory
RMemory
WMemory
RWDirect
DrawRocketRAID 2300 2K 68101 46702 54771 53891 54556 69406 48 Silicon Image SiI 3114 2K 26363 44007 51631 50365 50462 65509 41 Silicon Image SiI 3114 XP 50473 102155 119793 108449 80000 134000 59
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite 63600 67200 18680 232 114798 159501 21694 78890 61400 64800 18280 232 52405 13401 10035 5492 53200 53162 14940 518 87372 20541 20098 8566
中段は、Silicon Image SiI 3114 RAID 5 + Windows2000 です。 RocketRAID 2300 の 桁違いの速い書き込みには少し驚きました。
参考までに 下段に Silicon Image SiI 3114 RAID 5 + WindowsXP の Score を掲載しておきます。 WindowsXP であれば HDD Read 87MB/s が出ていますので、Webserver で使用する場合、特に問題は無いと思います。
接続する HDD の個数にもよるのでしょうが、PCI-Exp 1レーン双方向 500MB/sec の限界までは、まだ十分転送速度に余裕がありますので、RAID 5 で使用する限りにおいては高価な PCI-Exp 4レーン の RocketRAID 2310 でなくても RocketRAID 2300 でOKでした。
(拡大 )
気になる CPU占有率ですが、 Gigabit LAN で接続している Fileserver から 1GB のファイルを Download してみました。
左図 CPU の使用率の履歴の右半分が、Download状態の状況です。
Gigabit LAN の CPU占有率もかなり高いのでそれを差し引いて考える必要がありますが、平均すると 80% 位になっています。
3Ware 9500S-8 を使用した RAID 5 Fileserver で同じ操作を行ってもここまで CPU占有率は高くありませんので、RocketRAID 2300 の XOR 演算には相応の CPU 能力が要求されるように思います。
(拡大 )
念のため、この 500MB の RAID 5 array を C:\ 100GB D:\ 400GB でPartition を切り、D:\ から C:\ に 500MB 弱の File を 転送した場合の CPU 占有率は 平均すると 約 40% 程度でした。
尚、山が2つあるのは、同じ動作を 2回繰り返しているためです。
2006/11/03追記
当初の予定では、Asus M2N-E + RocketRaid 2300 で Webserver 7号機を 製作する予定でしたが、転送速度が非常に高い RAID 5 Array System が組めることが分かりましたので、急遽 Webserver は 従来通り Asus M2NPV-VM + Silicon Image 3114 RAID 5(SATARAID5-LPPCI) 6号機の構成のまま運用することにします。(追記 : 2006/11/25 設置完了)
尚、Asus M2NPV-VM + RocketRaid 2300 の組み合わせでは、RAID 5 Array に OS (Windows2000、WindowsXP Professional、Linux Fedora Core 5)を組み込むことができませんでした。
Asus M2N-E + HighPoint RocketRAID 2300 は岡山にて Linux による Fileserver として運用する予定です。 Fedora Core 5 は32Bit/64Bit 版ともに Asus M2N-E に使用されている NVIDIA Chip Set nForce 570 Ultra を認識できず、インストールができません。
2006/10/24 23:00(JST) に公開された Fedora Core 6 では、32Bit 版は Asus M2N-E でも特に問題なく インストールができましたが、私の現在の環境では、64Bit 版はインストールトラブルが発生します。
そこで、Asus M2N-E + HighPoint RocketRAID 2300 には Fedora Core 6 32Bit 版を組み込む予定ですが、RocketRaid 2300 の Fedora Core 6 用 Driver が HighPoint のサイトにはまだ Upload されておらず Fedora Core 5 Driver を騙して使用しましたが失敗。
2006年5月に発表された最新版の SuSE Linux 10.1 も Asus M2N-E に使用されている NVIDIA Chip Set nForce 570 Ultra を認識できず、インストールそのものが最初から停止します。
Linux 用の Open Source Driver も HighPoint のサイトに Upload されているので、Fedora Core 6 用に Driver をコンパイルしても良いのですが、ちょっと面倒なので HighPoint から Fedora Core 6 用の Driver が出るのを少し待ってみます。(^^ゞ
2006/11/15 追記
2006/11/15 朝に HighPoint RocketRaid 2300 の Fedora Core 6 Driver が公開されました。このDriver を使用することにより RocketRaid 2300 の RAID 5 Arrey 上に 32bit 版 / 64bit 版共インストールに成功しました。Fedora Core 6 の公開から半月程で RocketRaid 2300 Driver の公開がされたことは評価できます。
2006/11/16 追記
Fedora Core 6 32bit 版 / 64bit 版共にインストールはできたのですが、Package Update を行なうと、両バージョンとも HDD を見失ったと言って Kernel Panic を吐き出します。70個強のPackage Update Program の中から 怪しいものを インストールしないように試行錯誤中です。11/18 には Seagate の SATAII 750GB HDD が 4個届きますので、それまでに解決したいところです。
2006/11/19 追記
Kernel Panic の理由は、Fedora Core 6 32bit 版 / 64bit 版共に Package Update Program で Kernel のバージョンが上がったことに起因していることが判明しました。この場合、Kernel のバージョンにあわせて Driver の Rebild が必要です。
If the original driver is installed in the system initrd file (e.g. when OS is installed to RR2310/2300 controller), you can update the driver as below:
# cp rr2310_00.ko /lib/modules/`uname ?r`/updates/
# mkinitrd `uname ?r`
750GB HDD が 4個届いたものの、残念ながら、Driver の Rebildに失敗しています。Kernel Panic の前に私の方がパニックです。うーん、困った。 => 2006/11/28 RocketRaid 2300 RAID Driver の Rebuild
AMCC 3Ware の RAID 5 Card であれば、 Fedora Core 6 Linux 自体が Driver を持っていますので、Kernel バージョン が上がっても Driver の Rebild が必要がなさそうです。手持ちの 3Ware 9500S-8 (PCI-X) を流用すべきか、新たに 3Ware 9650SE-8 SATA II (PCI-e) か 3Ware 9590SE-8 SATA II (PCI-e)を購入すべきか少し悩んでいます。
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