2007/05/23

DOS Bootable USB Flash Memory の作り方


SLAXKNOPPIX の Linux Bootable USB Flash Memory を作ったついでに、DOS が起動できる USB Flash Memory を作成しましたが、 BIOS の Update や DOS Tool の起動に非常に便利なので、DOS Bootable USB Flash Memory の作り方をまとめてみます。



用意するものは、当たり前ですが、USB Flash Memory です。

今回は高速タイプの Lexar JumpDrive FireFly 1GB を使用します。購入先は ソフマップ です。

尚、使用する USB Flash Memory によって、挙動が変化しますので、ここに記載しているとおりに DOS が起動可能な USB Flash Memory ができるとは限りませんので注意が必要です。

最初に USB Flash Memory を WindowsXP 上から、FAT32 で Format をします。



マイ コンピュータ から USB Flash Memory を選択し、右クリック後、フォーマットを選択します。



Download



Windows98_SE_No_Ramdrive.exe

(Mirror)
次に、DOS の起動 Disk Image を入手します。 http://www.allbootdisks.com/http://www.bootdisk.com/などのサイトが良いでしょう。

使用する DOS ですが、FAT32 が扱えて、Sysytem の転送が簡単な Windows98SE を使用します。(WindowsMe はSysytem の転送が少し厄介です。)

通常、DOS の起動 Disk Image には、 FDISK.EXE や FORMAT.COM、SYS.COM が含まれませんが、http://www.allbootdisks.com/ では、これらの Command が含まれた DOS 起動 Disk Image が入手できますので、これを使用してください。



DOS の起動 Disk Image が Download できたら、ファイルをダブルクリックして 起動 Disk (FD )を作成します。

今は FDD の付いていない PC も多いと思いますが、USB FDD でも OK です。

Virtual Floppy Drive 2.1 という Tool もあるようですが、使用したことがありませんので、今回の Bootable USB Flash Memory 用に使用できるかどうか不明です。

Windows98_SE_No_Ramdrive.exe を実行すると、以下のファイルが FD に作成され、DOS 起動 Disk が出来上がります。

ATTRIB.EXE
AUTOEXEC.BAT
CD1.SYS
CD2.SYS
CD3.SYS
CD4.SYS
CHKDSK.EXE
COMMAND.COM
CONFIG.SYS
DELTREE.EXE
DISKCOPY.COM
DRVSPACE.BIN
EDIT.COM
EDIT.HLP
FDISK.EXE
FORMAT.COM
HIMEM.SYS
IO.SYS
LABEL.EXE
MEM.EXE
MOVE.EXE
MSCDEX.EXE
MSDOS.SYS
MTMCDAI.SYS
SCANDISK.EXE
SCANDISK.INI
SCANREG.EXE
SMARTDRV.EXE
SYS.COM
XCOPY.EXE
XCOPY32.EXE
XCOPY32.MOD



USB Flash Memory と USB FDD を USB HUB を通さずに、直接 Mother Board 本体の USB Port に接続してから、PC を Reboot し、 BIOS に入ります。

BIOS の種類によって、画面は異なりますが、Boot 順序 と Boot する Device を指定する画面に入ります。

一部のメーカー製のBIOSでは、この選択画面そのものがないものもありますので、その場合は別の PC で実行して下さい。

最初に立ち上げるDevice (First Boot Device)が Removable になっていることを確認します。



Removable Device Priority (優先順序)が、先程接続した USB FDD になっていることを確認します。



USB Flash Memory が見当たりませんので、Hard Disk Boot Priority を開いてみます。

取り敢えずは、USB HDD として認識されているようです。



先程、作成した DOS 起動 Disk を USB FDD に挿入し、立ち上げます。

CD-ROM を接続していないので、Device driver not found と表示されていますが、IDE 接続の CD-ROM があれば、きちんと認識されます。

A:\>_ と表示されたら、USB Flash Memory が C Drive として認識されているかを確認するため、 C: と打ち込み、Enter Key を押します。

英語 Keyboard として認識されていますので、: は、Shit + ; で入力します。

正常に認識されていますと、C:\>_ と返してきますので、元の A Drive に戻るため A: と入力します。



A Drive(Directly) に戻ったら、fdisk と入力します。

もし、USB Flash Memory が USB HDD ではなく USB ZIP等として認識されていれば、fdisk に関する作業は不要です。


(拡大)

FAT32 を使用するかどうか聞いてきますので、Y のまま Enter Key を押します。


USB Flash Memory の状態を確認するために 4 Display partition information を選択します。


Status がA (Active) になっていないことを確認し、USB Flash Memory から起動できるように Active 化します。

ESC を押して、元の画面に戻ります。



2 Set active pertition を選択します。


1 のまま Enter Key を押します。


Status がA (Active) になったことを確認し、ESC key を押してから、Reboot (再起動) し、再度 BIOS に入ります。



すると、今度は USB ZIP として認識されました。このまま、 USB HDD として認識されるものもあります。

Removable Device Priority (優先順序)を USB FDD が 1番になるように変更し、再度 Reboot します。



USB Flash Memory が B Drive として認識されていることを確認し、

sys a: b: と入力します。もし、C Drive として認識されているなら
sys a: c: と入力します。

暫くして、System transferred と表示が出れば、これで USB Flash Memory が DOS で起動できるようになっているはずです。



WindowsXP を立ち上げ、FD に保存されている全ファイルを、USB Flash Memory に copy します。

既にUSB Flash Memory に保存されている一部のファイルを上書きするか聞いてきますので、念のため都度、上書きしない を選択してください。

勿論、WindowsXP を立ち上げずに、FD の DOS から XCOPY を使用して、USB Flash Memory に Copy をしても問題ありません。

Feature Tool Version 2.06

The Feature Tool is a DOS-bootable tool for changing various ATA features. It can modify certain features of our Deskstar and Travelstar high-performance ATA hard disk drives and supports 48-bit addressing for new, large-capacity drives.

Downloads

  • Feature Tool User's Guide
    Contains instructions for creating the bootable media under Windows and Linux, and information on how to use the program.
  • Diskette creator for Windows (1,689 K)
    Click here if having trouble creating bootable diskette
Key Board が 英語モードになっていて、使いにくい場合は、どこかで、keybrd.sys を入手して、Config.sys を書き換えてください。

え、冷たい?・・・ それでは

http://www.hitachigst.com/hdd/support/download.htm#FeatureTool から DOS 版の Feature Tool を入手します。(Diskette creator for Windows)

これを FD に展開し、この FD の DOS フォルダ にある COUNTRY.SYS 、 KEYB.COM 、 KEYBOARD.SYS 、MOUSE.COM を USB Flash Memory にコピーします。

USB Flash Memory の中に、HDD と BIOS のフォルダを作ります。

次に FD のDOS フォルダ の残りのファイルと FTOOL.EXE 、 FTOOL.HF を USB Flash Memory の HDD フォルダにコピーします。

Config.sys と Autoexec.bat をメモ帳で開き、以下のように書き換えます。
Config.sys Autoexec.bat
DEVICE=HIMEM.SYS /testmem:off
FILES=30
BUFFERS=20

DEVICE=cd1.SYS /D:banana

rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:1f0,14
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:170,15
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:170,10
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:1e8,12
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:1e8,11
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:168,10
rem DEVICE=cd1.SYS /D:banana /P:168,9

COUNTRY=081,,COUNTRY.SYS

LASTDRIVE=Z
@echo off

MSCDEX.EXE /D:banana /L:R
KEYB JP,,KEYBOARD.SYS
MOUSE













USB Flash Memory の中身です。 HDDフォルダの例です。 BIOSフォルダの例です。

私が DOS Bootable USB Flash Memory で一番よく使用しているのは Destroy という DOS HDD Tool です。これは、ぜひ USB Flash Memory に入れておかれることをお勧めします。また、私の HDD フォルダの中には、Seagate の HDD Tool である Seatools も入っています。

Feature Tool を起動するときは、USB Flash Memory の DOS から起動して

cd hdd
ftool

とすれば、Feature Tool が起動します。

また、BIOS の Update の場合は、必要なファイルを BIOS フォルダに保存し、
cd bios
iflash /pf MQ1687P.BIO /rb
などと BIOS 書き換えFLASH ソフトを起動させてください。



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