2007/07/02

アライドテレシス CentreCOM
AR260S - AR260S V2 による VPN構築(1)




アライドテレシス CentreCOM AR260S V2 2台と AR260S 1台による IPsecVPN 構築 を 両端アドレス固定、片側アドレス不定 で設定します。

併せて CTU の設定と Webserver 等の構築のため、 AR260S V2 ルータのサーバー向け設定方法についてまとめてみました。

アライドテレシス CentreCOM AR260S V2 は本来 SOHO等の業務用途のため、外箱も化粧印刷すらされていません。

よくこんなものを 1ヶ月間に5台も購入したものだと自分でも感心しています。

今回も CentreCOM AR260S V2 の購入先は PLUSYU です。

AR260S V2 は AR260S に比較して外観が大きく変わった他、高機能されています。

外観は 同社のスイッチ FS708XL に酷似しています。視認性は AR260S よりかなり良好です。

下の写真が AR260S です。
ISPから提供された情報
PPPユーザー名 userA@isp
PPPパスワード passA
使用できるIPアドレス 不定
AR260S-(1)
WAN側物理インターフェース PPPoE(ADSL)
WAN側IPアドレス 不定
LAN側IPアドレス 192.168.1.1/24

最初に、アドレス不定の AR260S-(1) から設定を始めます。

便宜上、
アドレス不定の AR260S-(1) (岡山1) ADSL
アドレス固定の AR260S V2-(1) (岡山2) 光マンション CTU
アドレス固定の AR260S V2-(2) (宝塚) 光ホーム
とします。

VPNは、(岡山1)<=>(岡山2)、(岡山2)<=>(宝塚)で張ります。
IKE設定
ルーター間の認証方式 事前共有鍵
IKE交換モード アグレッシブ
事前共有鍵 hogehogeA
ISAKMPメッセージの暗号化方式 3DES & SHA1-DH2
ISAKMP SAの有効期限 デフォルト
ISAKMP SAの有効期限 デフォルト
IPsec設定
暗号化方式 ESP 3DES HMAC SHA1
IPsec SAの有効期限 デフォルト
IPsec SAの有効期限 デフォルト
トンネリング対象 IP 192.168.1.0/24
VPN 接続先 192.168.2.0/24
トンネル終端 IP 不定
VPN 接続先 2.2.2.2
VPN無通信監視 無効
キープSA 無効
PFSグループ 使用しない
VPN設定前のNetwork 構成はこちらをご覧下さい。

また、説明を簡単にするために、左図の条件で設定することにします。

IPsec関連の設定は 左図の設定とします。

気をつける点は、IPが固定でない場合は、IKE交換モード を VPN 接続先を含め メインではなく アグレッシブにする必要があります。

同様に ISAKMPメッセージの暗号化方式 と ISAKMPメッセージの認証方式 は全てを選択せず、VPN 接続先を含め 3DES & SHA1-DH2、ESP 3DES HMAC SHA1のように決め打ちで選択してください。



AR260S-(1)の設定画面に入り、「LAN」から、LAN側IPアドレスの設定を行います。


「WAN」から、セッションID:PPPoE0を選択し、設定を行います。

ISPのパスワードは passA です。

MSS クランプは 40 から 200 に変更しています。

これは接続先の AR260S V2-(1) の CTU 接続時にトラブルが発生したためです。

AR260S のマニュアルには MSS は120 までの設定となっていますが 誤植で 200 まで可能です。


「サービスの有効/無効」のから、VPNを有効にします。

私は、全てのサービスを有効にしています。


VPN接続設定を行います。

ポリシー名は VPN1 とします。

事前共有鍵は hogehogeA です。

IKE 暗号化認証アルゴリズム 並びに IPsec 暗号化認証アルゴリズム は 「すべて」ではなく、3DES & SHA1-DH2、ESP 3DES HMAC SHA1 を選択します。

この暗号化認証アルゴリズムは VPN の接続先と一致させる必要があります。

尚、ローカルID は FQDN を選択していますが、実際には Fully Qualified Domain Name でなくても、この例のように vpn1 でも OK です。





「ファイアウォール」→「Inboundアクセス」から、ファイアウォールでISAKMP/IPsecのパケットが遮断されないように、Inbound アクセス制御設定にて、アクセスを透過する設定を行ないます。


Outbound アクセス制御も同様に設定を行ないます。
VPN が接続できた状態です。


これで、アドレス不定の AR260S-(1) (岡山1) での設定が完了しました。


参考
CentreCOM AR260S 設定例 PPPoEインターネット接続



アライドテレシス CentreCOM AR260S2 による VPN構築 関連 Page
2007/06/06 アライドテレシス CentreCOM AR260Sによる Network 構築
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