CentOS 6.0 による 18TB RAID 6 Fileserver の製作(2)
CentOS 6.0 による 18TB RAID 6 Fileserver ですが、実験段階では既に稼働しています。しかし、どうも 4GB の Memory 量のせいか、転送速度が思うように上がりません。
そこで、Memory の増設を考えてみました。CPUは LGA775 の E8400 ですので、DDR2 の Memory にならざるを得ないのですが、 DDR2-4GB x2 = 8GB はかなり高価になります。
オンボードで VGA が載っていて Memory Slot が 4本という安価な Mother Board はなかなか見つかりません。 が DDR3 と DDR2 が使用できる 変態 元へ Combo Mother Board を見つけたので これと DDR3-4GB x2 = 8GB を購入。Mother Board は ASUS 製 P5G41C-M LX ですので一応安心かな
Memory は PATRIOTP SD38G1 です。 購入先はソフマップです。 価格は
ASUS P5G41C-M LX 5,580 円
PATRIOTPSD38G1333KH (PC3-10600-4GBx2) 3,470 円
でした。Mother Board を交換したので CentOS 6 を再インストールしないといけないかなと思ったのですが、特に問題もなく動きましたのでそのまま使用することにしました。
で結果ですが、システムモニタで Memory 使用量を見ると 4.7GB まで使用していて I/O キャッシュも増えた感じ・・・
まあ、価格なりのプチパフォーマンスアップかなあ。
sambaserver(fileserver)の Mother Board + memory を交換したついでに HDDリムーバブルラック の LED が点灯するようにしました。
RAID 6 に使用している 3ware 9690SA-8I には HDD アクセスLED 用の端子がありません。(3ware 9590 にはあったのですが・・・)
そこで、5inch => 3.5inch 変換HDDリムーバブルラックのアクセス LED を点灯させるようにします。
この場合問題になるのが、HDDリムーバブルラックの SATA コネクタはオス。 3ware 9690SA-8I からの SATA コネクタもオス。ということで、 SATA メス <=> メス のコネクタを探す必要があります。
ネットで少し時間をかけて捜したところ見つけることができました。
価格は600円。
なんとamazonで入手できました。商品名は 日本トラストテクノロジー SATA延長アダプタ NBSAEA です。
写真では分かりにくいですが、青色 LED が HDD 通電状態、赤色 LED がアクセス状態です。
本当は HDDリムーバブルラックを 4個とも点灯させたかったのですが SATA メス <=> メス コネクタだけで 2,400円も使いたくなかったので、2個のみ購入しました。
今回の肝、samba を install します。コマンドライン端末から
# yum -y install samba
とするかソフトウエアの追加/削除から samba を選んで GUI でインストールします。
コマンドラインの方が楽だと思いますが 特に問題なく install はすぐに完了します。
samba user 設定はこちらを参照してください。
smb.conf 設定はこちらを参照してください。
ところが samba を起動させたものの samba の転送速度が全く上がりません。
NFS(linux のファイル共有)ですとピークで118MB/s、平均で 50MB/s程度ですので問題ないのですが、samba 経由にすると linux to linux でも数MB/s で時間が経つと 数KB/s まで落ち込みます。うーむ。
左図はNFSの転送状況です。118MB/s ということは 944Mb/s ですから、ギガビットイーサネットの上限近くの速度です。
この原因究明にはかなり手間どったのですが、原因は printer の共有を行わないため CUPS をインストールしていなかったことによるもので、CUPS (Common Unix Printing System) サーバを起動していないと、Sambaで印刷機能を使わないにもかかわらず、Sambaのログに
Unable to connect to CUPS server localhost - 接続を拒否されました
というエラーが出続けてパフォーマンスが劇的に落ちます。
詳細は smb.conf の編集のところで記載していますが、printing = bsd を追記することでこのエラーは消えます。
これで samba の速度も NFS と同じくらいの速度を得られるようになりました。
Windows 7 上からも 18TB => 16.3TB として無事認識されて、read/write が可能になりました。
18TBは個人で使うには十分に広いですね。
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