2007/12/04

ortofon MC-MM フォノイコライザ EQA-777 購入



ortofon EQA-777( 拡大 )

従来は LP レコード再生時に Yamaha C-50 という プリアンプ のMC Head アンプを使用していましたが、MC-MM 入力切替スイッチ の接触不良が発生して、電源を入れるたびに、カチカチと動かしてから動作させる必要が出てきました。

予算的に、税込定価 231,000円の LUXMAN フォノアンプ E-1 か 同定価 210,000円の Ortofon EQA-777 の2択になったのですが、所有するカートリッジの大半が Ortofon のため、Ortofon EQA-777 に決定。

購入先は、Joshin web です。



E-1の MC-MM 独立アンプ、入力インピーダンス切換に魅力がありましたが、切換回路が増えると、長期間の使用時に C-50 と同じ接触不良問題が発生しそうな気がしたことも EQA-777 を選んだ理由の一つです。

E-1は、LUXMAN の Homepage にかなり詳細な情報があるものの、Ortofon EQA-777は他の方の使用状況を含め、全く情報がありません。

オルトフォンジャパン にメールでカタログ送付を依頼し、ようやく概要が判明。

(左のカタログ見本をクリックすると拡大したものが見られます。左右2ファイルです。認証 ID とパスワードは半角小文字 user です。)


LUXMAN E-1





バックパネルです。MC-MM の切換はバックパネルなんですね。この点は、LUXMAN E-1の方が良かったかなあ。

フロントパネルの補足ですが、金メッキのパネルの中に、黒大理石模様が入っていて、非常に美しいパネルです。

ケースは厚みのある非磁性体板ですが、チヂミ塗装(チリメン模様) で高級感があります。(鉄のように固いけれど素材は不明)

(拡大)

Web上で情報がほとんど無いため、音を聞く前に、人柱になって、先ず中身を見てみます。基盤右中央にある IC はリレーのコントロール用で、東芝のTC4011、TC4538が使用されていました。

リレーはオムロン製です。ディップドマイカコンデンサやフィルムコンデンサが多用されています。

電解コンデンサはニチコンのようです。電源トランスは消費電力からすると贅沢といえる大きさのトロイダルコアが使用されています。

ん? 筐体が重いので、気付かなかったのですが、なにやら傾けると音がします。

音の正体は赤丸の部分です。



な、なんと、菊座ワッシャが出てきました。 えっ、分解する時に何かやらかした?

目を皿のようにして探しましたが、同じ菊座ワッシャは使われていません。

輸送中の外れでもなく最初からの混入です。

リレー基盤上部の金メッキ部分にわずかですが傷が入っていたのは、これのせいのようです。

基盤の上に乗った状態で電源を入れれば、破損していた可能性が十分あります。


MC


MM


RME

もう 一つ気になることがあります。

EQA-777 の残留ノイズです。Sound Forge 8 で無音録音をして確認をすると、左チャネルと右チャネルの差が14dB 以上と大きいのです。

MC Headamp のノイズは優秀ですが、どうも MM amp の左チャネルが気になります。(MM 切換時のノイズ測定の際には、MM入力ピンは開放)

MC 切換時のノイズ測定の際には、MC 入力ピンに Ortofon MC★ (star) 10W を 接続していますが、Ortofon MC★ (star) 10W を外し、EQA-777 の MC 用 RCA 入力ピンを直接アースに接続しても、ノイズが減らず、ほとんど同レベルで左チャネルにノイズが乗ります。

念の為、RME Fireface 800 にケーブルをつけたまま、EQA-777 の RCA 出力ピンのところで配線を外したところ、-70dB 台のレベルでしたのでやはり EQA-777 の問題のようです。

さて、中身の見学も終わり、Ortofon MC★ (star) 10W => Ortofon EQA-777 => RME Fireface 800 で 192KHz 24bit サンプリングを行ないます。

とりあえずは、パソコンモニタの横に設置している BOSE 101 スピーカで再生。うーん、良い音・・・・。今までは、塊として出ていた音が、BOSE 101 程度のスピーカでも きれいに粒々の音として聴こえます。 初めて LP レコード バキューム クリーナー VPI HW-16.5 を使用したときも驚きましたが、この Ortofon EQA-777 にも十分驚かされました。残留ノイズは、かなりの音量で聞かない限り、あまり感じませんが、左右のアンバランスが・・・・。

もう少しエージングをしてから MACKIE FireWire Onyx 400F(プリアンプ&DAC) + Yamaha B-50(メインアンプ) + JBL 4311B で 192KHz 24bit 再生をする予定です。しかし、25年も前のアナログ LP 盤が、これほどの情報を記録していることに、またまた驚きです。

ただ、あと 1週間程度で、国内では未販売の Mackie Onyx 1200F Studio Recording Preamp & 192kHz 24bit FireWire Interface ( 30in 34out ) ( 国内で販売されるとすると 35万円前後?) が カリフォルニア から届きますので、Ortofon MC★(star) 10W => Ortofon EQA-777 => Mackie Onyx 1200F で新たに録再をしたいと思っています。

Mackie Onyx 1200F は、フル スタジオ仕様だけに、こちらの音も楽しみです。 音ブ(音声ブース)と調整卓が独立したスタジオでの使用を前提に作られていますので、個人では使い道がない機能も多いため、日本では販売しても売れないという判断なのでしょうか?

2008/03/16 追記

Mackie Onyx 1200F Studio Recording Preamp 国内で購入しました。

RME Fireface 800 も 3台を連結して入出力数を増やすことができますが、Mackie Onyx 1200F も 2台の Mackie Onyx 800R を追加することにより、アナログ入力数を増やすことができるほか、パソコンからではなく、 Mackie Contorl Univerl Pro や Mackie Contorl C4 Pro と接続して、物理的なコンソールパネルを追加することができます。

全て揃えると 軽く 100万円を超えると思いますが、スタジオユースでのシステマティックな仕様の点では、RME Fireface 800 よりも優れていると思います。

また一方で、Mackie Onyx 1200F は、パソコン等に接続しなくても機能は限定されますが、単独のプリアンプとしても使用することができます。 将来的には適当な中出力の純 A 級メインアンプと JBL 4428 か 4338 を組み合わせてオーディオシステムを組みたいと思っています。 (市販 CD は PC で再生)

Mackie Onyx 1200F の詳細は こちら のマニュアルをご覧下さい。


2007/12/05 追記

購入先の ジョーシン の担当者の I 氏に見ていただいたところ、「もし、宜しければ新品商品と交換させていただきますが、いかが致しましょうか?」とのご回答をいただきました。昔、懇意にしていただいていた ジョーシンの E氏 同様、気持ちの良い対応をして頂けました。

ワッシャだけであれば、そのままでもよいかな? と思ったのですが、残留ノイズの左チャネルと右チャネルの差が大きいことがやはり気になりますので、交換を依頼することにします。


2007/12/10 追記

MM
MC
交換した新しいEQA-777が届きました。

結論から言うと交換は大正解。

残留ノイズの量が全く異なりますし、左右の残留ノイズもほぼ同等です。

ジョーシンの I 氏 に厚くお礼申し上げます。



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