2008/04/19

VPI Super Scoutmaster (Analogue Turntable) 購入



VPI Super Scoutmaster
2008/04/03 に届いた VPI Scout (税込定価 367,500円) ですが、聴いてみると これが何とも素晴らしい。

2週間、会社から帰ると毎日この VPI Scout でレコードを聴いていましたが、音があまりにも良いので、上位機種の VPI Super Scoutmaster (税込定価 1,155,000円) がどうしても欲しくなり 勢いで VPI Super Scoutmaster を買ってしまいました。

Super ScoutmasterAVスポットフジ で購入できます。)







昨日、VPI Super Scoutmaster が届きましたが・・・・・・

帰宅して玄関に入った途端、絶句 ・・・

全部で 4箱 約 52kg 。 運送業者の方が箱を積み上げていて 軽く 1m を超えています。

妻には黙っていたのですが、これだけ大きいと言い逃れができません。バレバレ (^^ゞ

開梱だけでなく、妻の応対にも一苦労しました。

上から順に
VPI SDS(シンクロナス・ドライブ・システム)
ダストカバー
本体シャーシ、ターンテーブル、トーンアーム
モーター、フライホイール、ターンテーブルリング
が入っています。


トーンアーム は VPI Scout に付属している JMW-9 Memorial とは異なり JMW-9 Signature 税込定価 294,000円 が付属しています。

機構的には Memorial と同じ ユニ・ピボット構造の独創的なトーンアーム になっています。

大きく異なる点は オイルダンプ機能が追加されており、より安定したトレーシングが可能なことです。

またトーンアームケーブルにNordost社(米国ノードスト社) Valhalla ケーブルが採用されている点も異なります。

VPI Scout の JMW-9 Memorial は、アンチスケーティング機構がオプションになりますが、VPI Super Scoutmaster の JMW-9 Signature には アンチスケーティング機構が標準装備になっています。

ただ、基本的には、アンチスケーティング機能 を使用しなくても良い構造になっていますので、高い針圧を加えない場合は、アンチスケーティング機能を利用しなくても良いようです。(私は使用していません。)

マニュアルには次のように記載されています。

VPIは、アンチ・スケーティング機構そのもの自体が不要振動の原因として音質に好ましくない影響を与える可能性があると考えており、徹底した試聴を繰り返した結果、テストしたすべてのトーンアームにおいて機械式のアンチ・スケーティング機構を使わず、針圧を若干重めに設定した場合にもっとも音質が優れていることを確認しています。

VPI JMW-9 Signature のツイスト状のトーンアーム・ケーブルは適度な弾性があり、僅かな力で外側にアームを押し出す設計となっており、音質に悪影響を与えることなくアンチ・スケーティング機構と同等の効果を得ることができます。そのため、本製品のアンチ・スケーティング機能は必ずしも使わなければいけないものではありません。



針圧計を見ながら針圧調整した後、付属の極細アルミパイプをアームに乗せてアームの左右のバランスを見ながら,左右の傾き調整をします。

慣れないと、この作業だけで 30分ほど要します。

神経を使うので疲れた・・・・・・

これって、カートリッジの交換ごとに必要なんですよね。ふう・・・

JMW-9 Memorial のカートリッジ取付部にも 極細アルミパイプを載せる溝が同様に彫ってあります。

オイルダンプ用シリコンオイルは、黄色矢印のオイルダムの中に入れます。

オイルダムの 3/4 位が適量のようですが、実際にアームを取り付けて調整をする必要があります。

尚、中央部の針のユニ・ピボット部分にはオイルを絶対に付着させてはいけません。

オイルダンプを使用したほうが、JMW-9 Memorial よりもレコードのトレースが滑らかになっているのを実感できます。



また、モーター・スピードコントローラー/電源ライン・アイソレーターには VPI SDS(シンクロナス・ドライブ・システム)が標準装備されています。

33 / 45回転の変更は SDS で行ないます。(AC 100 - 240V 50Hz/ 60Hz も AC 120V 60Hz / 82Hzに変換します。)

出力電圧は自動可変で、トルクが必要な起動時は 115V 、起動後は 84V になります。(33回転時)

大きさは 写真で想像していたよりもはるかに巨大で、2Uラックありますので、プリアンプを収める位のスペースが必要です。

VPI Scout にもオプションとして VPI SDS を装着することが可能です。(VPI SDS 税込定価 231,000円)



モーター部分ですが、24極 低速回転 300RPM のACシンクロナス・モーターを 2台使用し、中央部のフライホイールを介してプラッターを回転させます。

300RPMで回転する 5.3kg のフライホイールはターンテーブル質量の約60倍以上にも及ぶイナーシャで、モーターの振動による影響を大幅に低減するそうです。

梱包時には、モーター部とフライホイール部が別々になっていますが、組み付けると 15 kg 位ではないかと思います。

とにかく重い・・・・。 VPI Scout のモータ部とは異質な重さです。



モーター部の設置台は、40mm 厚 150mm x 400mm 特注 本大理石オーディオボードです。

モーター振動を避けるため 40mm 厚 500mm x 400mm 本体キャビネット設置台と物理的に分けます。

レコードの再生にあたっては、ターンテーブルにレコードを置き、黄色矢印の STAINLESS STEEL Periphery Outer Ring Clamp を上から重ねるように置きます。(Periphery Outer Ring Clamp はゴムでダンピングされています。)

こうすることにより、レコードの外周を全て クランプで押さえることになりますので、反ったレコードも比較的 楽に再生ができます。

が、とにかくこれも重いです。 14lb 13oz ですので、大体 6.7 kg 位でしょうか。しかも精度が高いので、垂直に持ち上げないと取付け、取外しができません。交換は大変です。

内周部は、750g のセンタークランプで押さえ込みます。

ターンテーブルの重量はデータがないのですが、40mm厚の Pro-Ject RPM 9 が3.5 kgですので、45mm厚の VPI Super Scoutmaster は 4 kg 以上だと思います。

これに STAINLESS STEEL Periphery Outer Ring Clamp とセンタークランプを含めると ターンテーブルの総重量は 12kg を超えるのではないかと思っています。

車でも、運転手を選ぶ車がありますが、このレコードプレーヤも、再生する人を選ぶようです。私のようなお気楽な人間には、片面ごとに、Outer Ring Clamp を外して、また取り付けるだけでなく、毎回 再生 20分前には ターンテーブルを回転させておいてエージングさせるのはちょっと苦痛かも。でも音が良ければするんだろうなあ・・・・・・

現在、ターンテーブルのエージング中のため、音を聴くことができませんが、今のところ モーターやターンテーブルの回転音は皆無と言える静音なレベルです。

エージングは、数回に分けて 20時間強必要ですので、明日の日曜日に実際の音が聴けるかどうか微妙なところです。




2008/04/26 追記

2008/04/20 にようやく音を聴くことができました。 この HomePage の更新をする時間すら惜しんでのレコード三昧。

ありきたりの文章しか書けないのですが、やはり、非常に高音質、高情報量で、レコードに録音された情報を余すことなく再現できる感じがします。

Dual Moter により、12kg 超の重量級ターンテーブルにも関わらず、短時間で定速回転に達するところもすごいです。VPI SDS(シンクロナス・ドライブ・システム)で、回転開始時には高電圧で駆動していることも関係していると思います。

ベルトドライブのターンテーブルは、Pro-Ject RPM 9VPI Scout と使用してきましたが、定速回転までの快適さは突出しています。

NOTTINGHAM は使ったことがありませんが、初動は、手動で回転を与えるとの事ですので、この点に関しては VPI Super Scoutmaster を選択して間違いはなかったと思います。

レコードを交換するたびに STAINLESS STEELPeriphery Outer Ring Clamp の取付、取り外しをする事は面倒ですが、一度でも使用すると音の輪郭がまるで異なるのがわかりますので、この音を聴くと多少面倒でも RING CLAMP を取り付けてしまいます。

RING CLAMP と Center Clamp を取付ると廉価プレスのレコードがオリジナルプレスに変わったように聞こえるほどで、微少信号の分解能が向上し、最低域方向の音の伸びが圧倒的に深くなります。中高域の静けさと透明度も向上します。

うーん、良い音。モヤモヤせず、くっきり、すっきりですが、非常に耳に心地よい音です。無理をしましたが、購入してよかったと思っています。



2008/04/29 追記

今日は祝日で、朝からレコードを聴いています。 この1ヶ月で DENON DP-500MPro-Ject RPM 9VPI Scout Marantz TT8001、VPI Super Scoutmaster とアナログプレーヤーを異常な位購入しましたが、VPI Super Scoutmaster は他のプレーヤーとは全く別次元の音が堪能できます。

色々な要素が絡んでいるといると思いますが、1つには、 STAINLESS STEEL RING CLAMP とセンタークランプ の効果にあると思います。従来は、レコードの反りがあると、アームヘッドが上下するのが 当たり前でしたが、これがほとんどありません。

たかが、レコードを回すだけで、これほどのお金を書けることに抵抗がありましたが、価格だけの事はあったと満足しています。



2008/05/06 追記

部屋のスペースの関係で、アナログプレーヤーは2台までしか設置することができません。当初は、カートリッジの交換を考えて、VPI Super Scoutmaster と Marantz TT8001 の2台体制を考えていました。

しかし、Marantz TT8001 と VPI Scout では、音の次元が全く異なることと、VPI Super Scoutmaster の VPI SDS 精密モーター電源ライン・アイソレーター が共有できることから、VPI Scout をなんとか残したいと思うようになりました。

よく考えてみると、VPI Scout JMW 9 TONEARM ARMWAND(トーンアームチューブ、税込定価 105,000円) を追加購入すれば、3個のカートリッジを聴くことができるので、ほぼ聴きたいカートリッジには対応できます。

もう少し余裕ができたら、VPI Super Scoutmaster JMW-9 Signature TONEARM ARMWAND(トーンアームチューブ、税込定価 168,000円) と ortofon MC Kontrapunkt b (税込定価 115,500円) あたりを購入したいと思っています。

ということで、 VPI JMW 9 TONEARM ARMWAND を発注しましたので、VPI Super Scoutmaster と VPI Aries Scout の2台体制になります。



2008/05/30 追記
JMW-9 Signature TONEARM ARMWAND(トーンアームチューブ、税込定価 168,000円) と ortofon MC Kontrapunkt b (税込定価 115,500円) を購入しました。



2008/05/31 追記

VPI Super Scoutmaster アウターリングクランプに関する追記はこちらに移動しました。



2009/02/14 追記

サブ機の VPI Scout を VPI Scoutmaster with Signature Tonearm にグレードアップしました。



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